【大富白山神社/岐阜県土岐市】本殿に安置されている陶製の狛犬が可愛らしかったです。
御由緒
白山神社の創建は不詳ですが、5代将軍「徳川綱吉」の時代、1685年12月吉日再建ということが棟札(むねふだ)に記録されているようです。
徳川幕府時代、この辺りは大森林の中にあり、その森林は江戸時代から明治時代の終わり頃まで残っていて、東京ドーム1,4個分の広さがあり、昼でも暗いほどの深い森であったそうです。当時「白山神社」はその中心にあり、今でも300mほどある参道にその面影を残しています。
第一の鳥居は、8代将軍徳川吉宗の時代、1720年11月建立とされています。
地域の人たちからは、「はくさんさま」と親しまれ、広く崇敬されているようです。
御祭神
菊理媛命(くくりひめのみこと)
菊理媛命は「720年」に完成した古い歴史書『日本書紀』に登場する女神です。
日本書紀によれば、「伊弉諾命(いざなぎのみこと)」と「伊弉冉命(いざなみのみこと)」との夫婦喧嘩の仲裁をされたといわれています。
御神徳
縁結び
夫婦和合
家庭円満
安産
育児
子孫繁栄
手水舎
綺麗に整備されていました。
社殿
狛犬
▼社殿の前に安置されている狛犬です。チャーミングな表情をしていました。
▼陶製の「大狛犬」
昭和44年に「市指定文化財」に指定されました。
高さ90センチメートル
制作日 1802年
妻木の名工 「山本半右衛門」作
可愛らしい顔をしていました。
本殿の中に安置されていて、普段は拝見することが出来ないようですが、神主さんのご厚意で観せていただくことが出来ました。貴重な経験をさせて頂きました。ありがとうございます m(ーー)m
境内社
▼土岐一稲荷神社(ときいちいなりじんじゃ)
御祭神:倉稲魂命(うかのみたまみこと)
御神徳:五穀豊穣・産業守護・商売繁昌
創建:1823年12月16日
社殿は綺麗で新しく建てられているようでした。
狛狐さん、イカツイお顔をされていました。
マップ
御朱印
▼大富白山神社の隣、「神泉殿」で、「白山神社」と「土岐一稲荷神社」の御朱印を拝受しました。(初穂料 各々300円)
日付は記入して頂きました。
まとめ
歴史深い土岐の「大富白山神社」。自然豊かで参道も緑深く落ち着いて参拝できました。
神社のすぐ隣には、仲森池もあり、ゆっくり散策できました。
普段は拝見することが出来ないようですが、陶製の大狛犬は可愛らしくてお気に入りです。
お近くお寄りの際には、ぜひ参拝/散策してみてください。オススメですよ!
基本情報
大富白山神社/土岐一稲荷神社(おおとみはくさんじんじゃ/ときいちいなりじんじゃ)
岐阜県土岐市泉中窯町1−38
無料駐車場あり
御朱印あり