【桃太郎神社/愛知県犬山市】子どもの健康を祈り、犬山市の桃太郎伝説をお祀りする神社です。
御由緒
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉の国(死の国)から逃げ帰るとき、死んだ妻の伊弉冉尊(いざなみのみこと)がさしむけた黄泉醜女(よもつしこめ)という悪魔に追いつめられたが、そこに大きな桃の木があり、たくさん桃がなっていたので、それをちぎってつぎつぎと三つ投げつけたところ、悪魔は急に力を失い退散した。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は桃に向かい「いま私を助けてくれたように、これから後も我が国の人々が憂瀬(うきせ)に落ちて苦しむ時には助けてください」と仰せられて、大神実命(おおかむづみのみこと)という御名を賜った、と古事記にある。桃の霊力をあらわした最初の説話である。
犬山市の木曽川沿岸に桃太郎誕生地伝説があり、鬼退治をした桃太郎はこの桃の実から現れた大神実命である、と伝えられ桃太郎神社の御祭神となっている。神社から500mほど奥の桃山は桃太郎が最後に姿をかくしたところと伝えられ、太古からこの山をご神体として仰いできた。その麓にある磐座(いわくら)は祭祀(さいし)が行われた場所である。
現在はメンヒルと呼んでいるが、こうした遺跡は山ごとをご神体とした最も古い信仰の起源を物語るものであると云われている。
桃太郎神社はこの桃山から昭和5年に現在地へ遷座(せんざ)され、子どもの守り神として広く崇敬(すうけい)されている。
〜犬山桃太郎神社解説之図より〜
主祭神
意富加牟豆美命(大神実命) おおかむづみのみこと
案内
拝殿
境内
▼境内にはそこかしこに桃太郎伝説で登場するキャラクターの像が置かれていました。
紅葉(撮影日 2022年11月20日)
桃太郎神社は紅葉狩りでとても人気が高く、毎年11月〜12月上旬ごろまでたくさんの人で賑わいます。
お食事
お食事処、沢山ありますが特にオススメは期間限定販売の「でんがく」と「鮎の塩焼き」です。
▼でんがくは味噌が甘くて美味しかったです^^
▼あゆはビックサイズの天然物で、本当に美味しかったです。骨まで食べれました^^
御朱印
直書きで拝受しました。(初穂料 300円)
マップ
基本情報
桃太郎神社(ももたろうじんじゃ) momotarou-shrine
愛知県犬山市栗栖字古屋敷
御朱印あり
駐車場あり 100台(無料)