【クリアレビュー】ドラゴンクエスト モンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅(Switch)

今回は「ドラゴンクエストモンスターズ3魔族の王子とエルフの旅」をクリアしたので、ゲームの紹介をしていきたいと思います

本作は2023年12月に発売され売上本数100万本をこえる大ヒットとなった作品ですが、発売当初からゲームの内容に関して賛否が分かれる作品でした

現在ではセール時に半額程度に 中古ですと2,000円前後で購入できるほど安価になってきましたので、手に取りやすいタイトルとなってきました

そんなモンスターズ3ですが プレイした感想を率直にいうと めちゃくちゃ楽しめました

やはりドラクエモンスターズシリーズの完成されたシステムは中毒性抜群で、時間が溶けちゃうほど熱中してしまいました

とはいえプレイしていて残念なポイントもあったので このゲームの、良かったところや残念だったところを紹介していきます

ゲームの概要

ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅(Switch)

RPG

発売日 2023年12月1日

YouTube【クリアレビュー】https://www.youtube.com/watch?v=bKvDJIaKlXQ&list=PLa4tDn6nwi4S3nIA_SN9Zui2fqPc3BuhM&index=11

本作の主人公は「ピサロ」 、プレイヤーはピサロを操作し、エルフの娘「ロザリー」や魔法研究家「ベネット」と共に魔界を冒険していく物語となります

時間軸は「ドラゴンクエストⅣ」で展開された、天空の勇者たちの冒険の裏側で、ピサロの視点で巻き起こる物語を描いており、本編で語られることのなかった、ピサロの物語が3Dグラフィックで表現されている

ドラクエⅣのファンであれば、注目してしまうシナリオ設定となっています

ゲームシステム

ゲームシステムはお馴染みのモンスターを捕まえて育成して配合し、自分好みのモンスターを育て、より強いモンスターに挑戦したり、ボスに挑んだりと、シンプルな育成ゲームの要素は、過去作で培ってきたシステムを踏襲していて非常に楽しめる作りとなっていました

楽しかったところ(育成システム)

本作の魅力は中毒性の高い育成システムです

本作はモンスターをスカウトして配合 フィールド上に存在する「たまご」を孵化させたりして、強力なモンスターを育成していきます

モンスターにはランクとサイズが存在していて、ランクは高くなるとシリーズのボス級モンスターが登場します

配合を繰り返して高ランクのモンスターを作ったり、自分のお気に入りのモンスターを強化したり、自分好みのパーティーを作ることができるので 「楽しみかた」「極めかた」は人それぞれ存在します

モンスターを育成するには ひたすら戦闘を繰り返しレベルを上げる作業も必要になってきますが、本作は戦闘の2倍速モードやオートバトルモードも準備されていて、親切な設計になっているところも良かったポイントです

続いてはサイズです サイズは「Sサイズ」と「Lサイズ」の2種類があります

単純にサイズの違いですが それぞれに特徴があって様々な戦略を立てることができます、Sサイズは素早さが高く Sサイズだけでパーティーを構成すれば最大で4匹パーティーを組めます

Lサイズは1ターンで時に3回攻撃が発生したりと火力抜群になりますが 2枠使用するので、パーティーに1匹参加させると最大で3匹パーティーとなったりバランスが変更されるので、相手モンスターに合わせて戦略的に組み合わせを変更する楽しさが生まれています

次に「スキルシステム」です

モンスターにはそれぞれに固有のスキルがありレベルが上がることで、手に入るスキルポイントを割り振ることができます

配合すると「親」が持っているスキルを3つまで「子ども」へ継承できるので、スキルを強化し子供へ引き継ぐ スキルも習得度を最大まで上げることで、子どもが上位スキルを継承したり スキルの組み合わせで新しい強力なスキルを生み出したりと、スカウトから育成 配合と沼にハマっていきます

このサイクルで非常に重要になってくるのがレベリングなので、戦闘の2倍速とオートバトルは本当にありがたい機能でした

ここまでで育成システムについて良かったポイントを語ってきましたが、モンスターズシリーズはこの育成が楽しくて時間を忘れて熱中してしまうんですよね

本作も変わらず モンスターズシリーズらしい楽しい体験ができました

残念なところ1(ストーリー)

ストーリーの質が非常に低かったことが残念でした

自分はドラクエⅣ大好きなので ピサロが主人公というだけで楽しみにしていたんですが、物語は終始 説明不足で急展開に進んでいきますので 物語に入り込むことができず、ボイス付きで展開されるムービーは魅力的なキャラクターがいないため、キャラクターの発言や行動に全く共感することができませんでした

ネタバレになるので詳しくは語りませんが、魔法研究家のベネットの行動や発言には、倫理観を感じることができず 「なんでそうなるの?」といった気持ちにさせてくれます

ただモンスターにもボイスが付くことで個性が生まれていて ドラクエⅣで戦った、モンスターたちがピサロと仲間になる過程が見れたのは楽しかったです

ドラクエモンスターズは基本的にモンスターの「育成を楽しむゲーム」と 割り切ってしまえば気になりませんが、ドラクエ2の後日譚を描いた「ドラゴンクエストビルダーズ2」のストーリーが良かっただけに非常に残念なポイントでした

残念なところ2(春夏秋冬)

季節の移り変わるシステム「春夏秋冬」を活かしきれていないところが非常に残念でした

本作はフィールドの中で季節の移り変わりを楽しむことができます

1つの季節は5分程度で移り変わっていくので、春夏秋冬1週するのに20分程度の時間を要します

季節が変わることで夏になるとツタが生えたり、冬になると川が凍ったりと、その変化が生まれることで 普段行けない場所へ行けるようになったりと、本作独自の楽しさを体験することができるようになりました

しかし せっかく普段行けない場所へ行けたとしても 宝箱が1つ置いてあるだけなど、特別感を味わうことができなかったところが残念でした

そして その季節でしか現れないモンスターを仲間にしたい時、季節が変わるのを待つのが煩わしく感じました

季節を変更するアイテムに「季節のこな」というものがあるんですが、これがレアアイテムでなかなか手に入らず 使用しても 季節が一つずれるだけで、利便性が低いことも残念なところでした

季節を自由に変更できるアイテムも存在していますが 入手できるのはクリア後なので、それまでは季節を待つという煩わしさが都度発生します

広大なフィールドを探索していく中で 四季折々に景色が変化していく様子は、非常に楽しく見応えがありましたが こういったちょっとしたバランスの悪さが残念で、個人的には季節のシステムは楽しめたので 非常に勿体無いと感じました

残念なところ3(パフォーマンス)

本作は、そこまでグラフィックの水準も高くないですがフレームレートは30fpsを下回る、カクカクした挙動となることが多く時折動作が不安定になる場面が見受けられました

またルーラなどで各ポイントを移動する際に発生するロード時間です

ロード時間自体は約5秒程度と若干長い程度ですが フィールドと配合のほこらを、行ったり来たりする頻度が高くなるゲーム性を考えると 都度発生するロード時間に、ストレスを感じてしまう場面もありました

まとめ

ここまでで、さまざまな残念なポイント 改善してほしいポイントをあげましたが、オーソドックスで丁寧に作り込まれた戦闘システムと 中毒性の高い育成システムは、シリーズが築き上げてきた完成度の高い内容となっています

自分自身もクリアまで38時間と楽しめましたし 今では安価に購入できますので、「育成を楽しみたい」「ドラクエモンスターズシリーズが好きだ」という方には楽しんでもらえる作品かと思います

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