【手力雄神社/岐阜県各務原市】「てぢからさん」が祀られており、織田信長が戦勝祈願した事で有名な神社。
御由緒
神社の創建不詳。社伝には5世紀末に今の各務原市那加地区を支配していた豪族により、磐座(いわくら)祭祀として神様を祀ったのが始まりと伝えられる。主祭神の手力雄神は、古くは佐良木郷八ヶ村の山中に祀られていたのを、後に現社地に奉還され佐良木郷の産土神として崇敬されたと伝わる。江戸時代に入り、旗本坪内氏や徳川氏等諸氏の崇敬も深くあり、数百年来八ヶ村氏子等により神事・祭礼が変わりなく奉仕されている。社殿は1674年に修復・葺替を繰り返し今日まで300年余前の姿を保っている。
〜地域情報サイトより〜
主祭神
手力雄大神(てぢからのおおかみ)
手水場
本殿
紅さざれ石(岐阜県天然記念物)
わが君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで
〜古今集 よみ人知らず〜
これは国歌「君が代」の基となった歌で、この歌に詠まれている「さざれ石」は学名を「石灰質角礫岩」と言い、石灰岩が長い年月の間に雨水に溶解されてその乳状液が鍾乳石になると同じ原理で地中で小石(さざれ石)を凝結して次第に大きくなり地表露出したものである。
竜の雌雄(各務原市指定重要文化財)昭和32年7月13日指定
本殿軒下の左右に配された寄木造りの彫刻です。向拝柱の間をつなぐ虹梁の両端が、竜頭形の木鼻として立体的に強調されたものです。さらに、胴体と四肢が主屋とをつなぐ海老虹梁に巻き付くように取り付けられています。彩色は色あせていますが、彫りの勢いと鋭い顔つき、動態的で迫力のある姿は見事です。
▼本殿の左側奥の龍
▼本殿の右側奥の龍
御朱印
期間限定御朱印を拝受しました。(初穂料 各々500円)
アクセス
基本情報
手力雄神社(てぢからおおじんじゃ)
岐阜県各務原市那加手力町4
駐車場あり(無料)
御朱印あり
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